かべ

囲碁を覚えて勝ちだすと楽しくなります。でも、ずっと勝ち続けていけるわけもなく、どこかで勝てなくなってきます。これから先、強くなる為に必ずといっていいほど囲碁がわからなくなる・勝てなくなる・調子が出ない・このような経験をしますがこれを壁といいます。この壁は個人差が激しくて、すぐに乗り越えられる人と数年足踏み状態の人がいるんですね。また、級位者よりも有段者のほうがその壁は厚く強くなるのに時間がかかります。子ども教室では勝てなくなると面白くなくなってやめてしまう子もいるのですが、諦めないでほしいな~と思うのです。【継続は力なり】です!

 

当時小2だったK君・8級から全然勝てなくなり・・囲碁教室に来たくなくなり・・遅れたり・早退したり・囲碁も打ちたくない様子になったのだけどお父さんが偉かった!辞めたくなっているK君に途中で投げ出してはいけないと続けさせ、長~い壁を克服して中学受験で小6から囲碁教室を卒業してしまったけど、それまで指導碁も毎週のように入って三段までになった。その後、有名中学に合格しました!とmailをもらって(うれしかったな~)囲碁部でも有名な中学なので囲碁部に入ったと。でも・・幽霊部員で(笑)囲碁はしていないらしい。現在高校生になっているK君に会いたいな~。K君が大会の帰り道で私の手をそっと握ってきて手をつないで帰ったの覚えているかな~。それから・将来の夢が、普通に暮らしたいと。彼が言うにはお金がありすぎてはいけないと・先生、お金があるとね人間だめになるんだよ~と。(笑)

可愛くて爆笑してしまいましたね~。現在の夢はどうなのか聞いてみたいな~。

それから、K君にはR君という弟がいて彼の夢は大金持ちだった(笑)

R君はお家の中の話をよくしてくれて口が強かった(笑)先生、僕はね囲碁をしている場合じゃないんだよって!

あははは!

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